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山田の世古>神路通り界隈>御師世古 |
外宮北御門前、北御門通りの東側(右側)ミナミカラー写真店の横に狭い通りが「御師世古」です。 北御門通りの畑病院の前の世古に通じています。この辺りには御師が多く住んでいたのが世古の名前の由来です。 今は住宅が立ち並び昔をしのぶものはありません。 (画像にマウスを当ててください) |
上左の写真は、御師世古から外宮を見通したもの。右の写真は畑病院の前から御師世古へ至る通りです。 |
御師 |
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御師邸の遺構 山田(外宮)地域 |
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残っている御師邸の門 |
葉山(はやま)大夫邸の門 |
この門は常磐町にあった葉山大夫家の薬医門で総けやき造りの瓦葺で鬼がわらには嘉永六年(1854)十一月とあります。明治四十年に常磐町の亀谷病院が譲り受け、長く病院の門として親しまれていました。 昭和三十六年に神宮司庁に献納され、四十年に現在の徴古館へ移築されました。棟瓦には葉山大夫の家紋が残っています。 |
福島御塩焼(ふくしまみさき)大夫邸の門 |
この門は八日市場町にあった福島みさき大夫邸の門で、江戸時代中期の安永九年(1780)に建築されたものです。昭和十年に現在の神宮文庫の門として移築されました。黒門と呼ばれています。 |
中西大夫邸の門 |
この門は常磐町にあった中西大夫邸の門で、伊勢市駅前本町の松葉医院の門として保存されていたが、現在は二俣町徳川山の松葉邸本宅の門として移築されています。 |
橋村肥前大夫邸の門 |
この門は常磐町にあった橋村肥前大夫邸の門です。橋村家は山田町年寄りを務め、外宮の権禰宜の神人でした。 現在伊勢市一色町の昌久寺の門として保存されています。 |
福井大夫邸の門 |
この門は一之木町にあった福井大夫邸の門で、十八世紀中頃の遺構とみられています。医薬門として建ちの高い門です。現在は多気郡多気町伍桂の珊瑚寺の山門として残されています。 (画像にマウスを当ててください) |